学び

パーソナルブランディングの方法|まずパーソナルイメージを発見

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こんにちは、BabyJです😊。

皆さんは、自分は人からどんなイメージを持たれているか知っていますか?

持って生まれた性格や、日頃の行動、言動、積み重ねてきた経験は、その人の雰囲気に表れるのです。

日々関わる周りの人達は、「◯◯さんは、こういう人」「こんな感じの人」というイメージを持っています。

自分は人から見てどんなイメージなのかを知ることは大事なことなのです。何故なら、それを「パーソナルブランディング」として、ビジネスや日常の人間関係に活かして行けるからです。

けれども、人からどう見られているかを知るには、人に聞く以外にありません。

そこで、先日、Facebookの友達や会社の同僚などに協力をお願いし、自分のイメージについて調査を行いました。

今日は、その結果と自分なりのパーソナルブランディングの考え方についてお話したいと思います。パーソナルブランディングの方法は、草間 淳の「パーソナルブランディング」を元にしています。

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パーソナルイメージ発見のためのアンケート実施

人が自分にどのようなイメージを抱いているか知る方法は、単刀直入に尋ねる以外に方法はありません。それも、意見が偏らないように、なるべく多くの人の意見を聞く必要があります。

そこで、私は、Facebookの友達のうち、実際に会ったことがあって、日頃からやりとりがあるリアル友達と、会社の同僚の中で、聞いても大丈夫そうな人、30人ほどに1つの質問を送りました。

ネガティブなことも含めて5つくらい私のイメージを教えてください、気分を害したりしないから、率直な意見をお願いします。

目的はパーソナルブランディングだと伝えました。結果は、データとして使用するのみで、他の目的には使用しません、と申し添えました。

昔、大学の心理学の卒論で、700人もの生徒にアンケートを記入してもらったことを思い出しました。

パーソナルイメージ調査の回答状況

全30人中、回答してくれたのは、26人でした (回収率: 86%)。

Facebook メッセンジャーを介しているため、無記名のアンケートとは違うので、「率直な意見を」と依頼しても、率直に言ってくれるとは限らないのです。

けれども、ネガティブなことでも、はっきりと率直に書いた意見もありました。「言いたいことを言う。たまに言い過ぎる。」など。

「そもそも友達からこんなアンケートを取ること自体、普通の日本人ではあり得ない。」という人もいました。「何を言われても受け止める覚悟があるのですか?」と。

実際のところ、常識とか覚悟とか、そういったことは一切考えていませんでした。「よくもそんなことを聞く勇気がありますね」と言われても、勇気とかそんなことすら考えてもいなかったのです。

どう思われているかのデータを集めるには、直接聞く以外、方法がないのだから。

このアンケートのそもそものきっかけとなったオンラインスクールSchooの「パーソナルブランディング講座」でも、講師 (最初にご紹介した本の著者) が「聞くしかありません」と言っていたのです。

パーソナルイメージ発見アンケートの結果

集めたコメントの様々な表現を統一して、データ化して、集計した結果は以下のとおりです。このグラフでは、2名以上が上げた要素だけを表示しています。

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8、9名もの人が同意見だったダントツが、「勉強家」「言いたいことを言う」「行動的」「国際派」でした。

これは、私自身も「自分はこうだろう」と思うものと完全に一致。

驚いたのは、自分でも、そうかも、と薄々感じることはあっても、きちんと認識はしていなかった要素を6〜8名もの人が上げていたことです。

それは、「天然」「好き嫌いが激しい」「雰囲気や中身は乙女であるという (仕事ぶりとの) ギャップ」ということ。

確かに、表面上、しっかりしているようでも、「天然」で抜けていることろがあるかもしれない。レストランでトイレに行って迷子になる、など。でも、人は私のことを「しっかりしている」と思っている、と思っていたのです。

「好き嫌いが激しい」というのは、好きなものや人には入れ込むのに、そうでないものには全く関心がなく、目にも入らないのだそうです。そうかもしれません。

「雰囲気や中身は乙女」というのは、バリバリ仕事をしているなどの行動と、乙女風の雰囲気や乙女な中身にギャップがある、ということだそうで、確かにそうかもしれません。乙女風の雰囲気か。。。

こんな風に、自分ではなんとなくしか感じていなかったことも、多くの人に「わかってしまっていた」ことは、面白い発見でした。

「可愛い」というのも意外でした。仕事ができて、言いたい放題、やりたい放題の強そうなイメージだと思っていたからです。

一方で、実は私は「適当で、いい加減」なところがあるのだけれど、それは誰も気づいていませんでした (今ここでカミングアウトしている)。

例えば、普段は、お洒落でセンスが良くて、お料理もワインも美味しいイタリア料理が好き、とこだわっていたとしても、流れで場末のドヤ街みたいなところで、裸電球の下、膝を抱えてラーメンを食べることになっても、まぁいいか、と思う性格。

適当でいい加減だからこそ、今の会社で病気にならず、生き残っているのです。

と、こんな風に、人にはわかっていないと思っていた面がわかってしまっていたり、自分では気づかなかった面を人が気づいていない、という発見がありました。

パーソナルイメージ調査結果をパーソナルブランディングに活かす

次に、3人以上が上げた要素のみを「ジョハリの窓」も使って分類し、さらに「Positive」な要素と「Negative」な要素に分けてみました。

グレーの部分は、自分も他人も知らない自分。

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「Positive」か「Negative」かというのは、私の主観的、独断的な判断です。そのうち、自分のアピール点、売りにしたいと思ったものは赤字部分です。

自分が伝えたい価値観、「国際派」「正直」「楽観的」などはこれからも全面に出していきたいと思います。

また、特に、認識していなかった「天然」とか「行動と中身のギャップ」というところも、アピール点になるのかなと判断。

「勉強家」とか「言いたいことを言う」とか「個性的」などから連想される強そうなイメージだけではない。強さと弱さ(?)が抱き合わせだというのも人間味がある、と思ってもらえるかも。

そうは言っても、こちらの方は、「故意に」アピールするものでもないように思うので、とりあえずは、こういう風に思ってもらえている、と心に留めておくということです。

パーソナルブランディングの効用

パーソナルブランディングは、理想の自分を作り上げたり、装ったりすることではありません。

ありのままの自分の良いところ、人に受けるところを知って、自分の「商品価値」として利用する手法なのです。

人が自分に対して持つイメージの中で、人から評価され、また自分も良いと認めている要素は、どんどん前面に出してアピールすれば良い。

そして、それをビジネスで売ろうとする商品やサービスの付加価値にすることができます。イメージに好感や共感を抱き、同じようになりたいと願う顧客を引き寄せることができるのです。

また、人間関係や恋愛においても、自分のイメージの良い点に共感してくれる人と出会ったり、関わったりするのです。それを知っているのといないのとでは大きな違いなのです。

良くない点は、見せ方を変えるなど、配慮することで人と良い関係が築ける確率が高くなるのです。

パーソナルブランディングに向けて

今回、忙しい中、時間を割いて、考えてくださった方々に心から感謝しています。

いきなりあんなことを頼まれて驚いた人は、実際はもっと多かったのかもしれません。

けれども、おかげで、自分だけでは知ることができなかったことを客観的に知ることができました。これを、これからのパーソナルブランティングに役立てることができます。

皆さんも試してみませんか?自分がどう思われているかを知るには、やっぱり人に尋ねるしかないのです。ちょっと勇気も必要かもしれませんけれど。

ではでは😊👍🏻。

パーソナルブランディング参考本

ウェブやSNSでのパーソナルパーソナルブランディングについての本。パーソナルカラーについても記載あり。