BabyJ's Diary: バイリンガルシングルマザーのダイアリー

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ハーフはカッコいい、違うことはカッコいい|黒人ハーフの子育て(2019年10月22日更新)

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こんにちは、BabyJです😊。
現在、中学3年生の子供はアメリカ黒人とのハーフ。髪は少しだけドレッド風。肌は真っ黒ではなく浅黒い。

そんな子供は100%日本人でない自分がまだ受け入れられないでいるのです。

子供の名前は名字も名前もカタカナ

外国人には戸籍はないので、外国人と結婚しても、備考欄に「XXXとXX年XX月XX日に婚姻」と書かれるだけ。名字は改姓届けを出して変更します。

離婚しても、同じく、備考欄に「XXXとXX年XX月XX日に離婚」と追記されるだけなので、再度改姓届を出さない限り、婚姻時の名字のままになります。

私は離婚しても名字を元に戻していません。英語の仕事をしているため、仕事上、横文字、カタカナの名字の方がカッコいいからです。それに自分でも横文字の名字が気に入っています。

子供には横文字、カタカナの名前をつけたため、子供の名前はフルネームが横文字、カタカナになっています。

子供の国籍は日本とアメリカのダブル国籍

国籍については、両親のどちらかが、アメリカ国籍である場合、その子供はどこで生まれてもアメリカ国籍を有することになります。

出生を日本の市役所・区役所に届け出ると同時に、アメリカ大使館に届け出をし、同時にパスポートを申請、発給を受けるのです (パスポートの申請は必須です)。

また、アメリカのソーシャルセキュリティーカード (社会保険番号の入ったカード) が発給されます。

アメリカと日本の二重国籍を持てることになりますが、それも20歳まで。アメリカには二重国籍には何の制限もありませんが、日本では、20歳になった時に、どちらかの国籍の選択を義務づけているのです。

でも、日本とアメリカがオンラインで繋がっているわけではないので、日本には、「日本を選びました。」と申告して、アメリカはそのままにしておけば両方確保し続けられると思うのです。

けれども、子供は、アメリカ人であることを全く受け入れておらず、100%日本人になりたいと思い続けています。

ハーフは嫌だ、名前も髪も日本人にしたい

子供は保育園、小学校の頃からずっと言い続けています。

名前を日本人の名前に変えたいと。

でも、見た目が黒人ハーフなのに、「宏」とか「龍太郎」とか、「隆」などという名前は全く似合わないのです。

髪の毛もまっすぐにしたいと言います。

でも、今のドレッド風が浅黒い肌に似合っているし、まっすぐの髪なんて全く似合わないと思うのです。

それなのに、全部、100%日本人にしたいと言い続けているのです。

子供は英語もアメリカも嫌い

私がアメリカ黒人である元夫と離婚する前、2歳くらいの頃は、パパと英語で会話をしていました。フリスビーをしながら、パパに「そこを動かないで (Stay there!)」などと命令したりしていたのです。

けれども、パパがいなくなった頃から英語を話さなくなってしまいました。それはパパだけのせいではなく、周りの影響も大きいと思うのです。

英語は嫌い。アメリカも嫌い。英語なんか話したくない。日本人でなければ駄目だと思っているのです。

保育園や学校で友達にからかわれる

子供が何故、それほど、アメリカや英語を拒否するのか。何故、100%日本人になりたがるのか。

それは、保育園の頃から、皆と違うことを友達にからかわれているからです。いじめというのではなくても、皆と違うことを取りざたされるのです。

ハーフだけに限りません。純粋な日本人でも、名前がちょっと変わっているとか、天然パーマだとか、他の皆とちょっと違うだけで、からかわれたりいじめられたりするようなのです。

子供にとっては、まわりの友達に認められることが全て。

皆に認められるためには、皆と同じでなければならない、皆と同じになりたい、と思うのは無理もない話かもしれないのです。

黒人ハーフであることは友達の親には人気

以前、子供を床屋さんに連れていった時、私が勝手にJaden Smith ジェーデン・スミス (Will Smith ウィル・スミスの子供) の写真を見せてヘアスタイルの注文をしたことがあります。

横がほぼ刈り上がっていて、頭のてっぺんはふわふわのヘアスタイル。

ものすごくカッコよく仕上がって、とても似合っていました。

子供がメンバーになっていたサッカーチームのママ達からは、「XX君はかっこいい。あんなヘアスタイルは、XX君だからこそできるスタイル。すごく似合う!」と絶賛されました。

でも、子供はそのヘアスタイルが気に入らず、怒ってしばらくは口もきかなかったのです。勝手にJaden Smithのヘアスタイルを注文した私も悪かったのですが、子供いわく、「かっこいいのは目立つから嫌」なのだそうです。

ハーフはカッコいい、違うことはカッコいい

私は、何度も伝えました。

皆はまだ子供だから、少しでも違うところがあると認めなかったりする。何もわからない子供だから。

高校生や大学生、大人になったら、ハーフであることは逆に羨ましがられるんだよ。

ハーフであること、日本だけじゃなく、アメリカ国籍も持っていることはかっこいい。

ドレッドヘアー風の髪や浅く黒い肌に憧れて、わざわざお金を使って、そうなろうとする人だっているんだよ。Exileも黒人に憧れているんだよ。

先日書いたように、本国アメリカに行ったら、差別を受けたり、苦労することはあると思います。でも、日本では、黒人ハーフであることはプラスに働くことも多いと思うのです。

ハーフの有名人だってたくさんいるのです。

でも、それをいくら子供に言ってもまったく響かない。相変わらず、日本人でなければ駄目だと思っていて、その考えを頑なに変えようとはしないのです。

子供の英語に対する微妙な気持ち

一方で、英語に対しては、嫌いと言いつつも微妙な気持ちがあるらしいのです。

私は子供に英語を教えていました。仕事で疲れていて、結局、なかなかきちんと続けられなかったけれど、あまりやる気のない子供に、ほとんど無理やり英語を教えていたのです。

赤ちゃんの頃から毎日、CNNを観させられていたせいか、生まれ持ったものなのか、嫌々の勉強でも、英語の成績はいつも良かったのです。

本人は、英語は嫌いだと言いながら、良い成績が取れることは当然、まんざらではないようでした。

英検3級に合格し、「英検なんか受けなくても構わない。TOEFLやTOEICの方が大事だから。」という親を尻目に、「別に英検受けても構わないよ。」と暗に受けたい風のことを言うのです。なので2級の申し込みもしました。

それに「うちのお母さんは英語ができるんだよ。」と友達に自慢しているらしいのです。

英語を嫌いつつも、英語ができる方がいい。英語ができることは良いこととだとは思っている、ということです。

そうは言っても、外国や外国人、他の世界には、やっぱり興味がないのです。自分の国であるアメリカにもやっぱり興味がない。私がCNNを観ながら、トランプの悪口を言うのに便乗する程度。

心は日本にあり、日本の枠を出たくないらしいのです。

子供が自分で気づくその時を待つ以外にない

結局、ハーフは得なのだとか、日本人であることが正しいわけではないとか、皆と同じでなければいけないのではない、とか、いくら言葉で説明しても心に届かないのです。

親ではなく、友達や周りの他人に、ハーフであることを褒めらたり、羨ましがられたり、身をもってポジティブな経験をしない限り、心は変わらないのです。

馬を水辺に連れて行くことはできても、飲ませることはできない、ということと同じだと思います。

本人が自分で気づき、自分でわかる時を待つ以外ないのだと思うのです。ハーフであることが財産だとわかる日が必ずくるのだから。

ではでは😊。(2019年10月22日更新)