BabyJ's Diary: グローバル思考で行こう!

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会議通訳のスクールに通った2年間【英語 20】

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こんにちは、BabyJです😊。

会社の業務で、国際会議のような状況で通訳をし、緊張のあまりボロボロの失態を演じたことを書きました。

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そんな私も、実は昔、会議通訳のスクールに通っていたのです。

あの頃の教材をちょっと復習でもしていたら、あの時、少しは落ち着いて通訳をすることができていたかもしれない、と後の祭りです。

通訳スクール受験

この記事を書くために、現在の状況を調べてみましたが、昔も今もほとんど変わっていないようです。今も通訳スクールはサイマルインタースクールISSが3大スクールのようですね。

私も、多分、通訳を目指す他の多くの方と同じように、サイマルとインタースクールの両方のレベルチェックテストを受験。

あの頃、自分がどのようなテストを受けたのか覚えていないのですが、ブースに入ってヘッドホーンをつけて耳から入った英語を同時に言うとか、訳すとかをさせられたように記憶しています。

結果、サイマルの方は通訳コースは不合格、インタースクールは会議通訳コースの一番下のレベルに合格しました。

会議通訳コースIからスタート

晴れて、インタースクールの会議通訳コースIに入学。

会議通訳コースは、I、IIが逐次通訳、IIIからが同時通訳、IVになると、インターグループで仕事をもらえる道が開かれていました。

会議通訳コースの入学レベルは、TOEIC900点以上、英検1級以上となっています。

私はその頃、既に英語を使って海外を相手にする仕事はしていたものの、まだTOEICは受けたこともなく、英検は3級までで受験ストップしていた状態でした。それでも、一応ギリギリで会議通訳コースに入れたという状況です。

インタースクールは「スパルタ」だという評判があるようですが、その頃はそんな評判があることも知りませんでした。www.interschool.jp

現役通訳の講師陣

講師は皆、現役の通訳者。一番最初のクラスでは、若くて綺麗でスタイルが良く、英語もとても流暢な上に、教え方もとても上手な講師でした。

半年が1タームで、当然ながら、タームごとにクラスも担当講師も代わるのですが、講師が合わなくて、クラスを替えてもらったこともありました。

皆、現役のプロなのですが、老若男女あり、通訳がうまい=教えるのがうまい、ではない。だから、なんだか人柄が好きじゃないなぁと思いながら授業を受けるのはストレスだったので。

通訳のスクールでも、思ったことは言ってしまっていたんですね。私は。。。😅

授業の基本的内容

1クラスの人数は8人くらいだったと思います。

授業では、実際の国際会議での講演やスピーチを1節ごとに聴かされ、ひたすら通訳をする、という形式。順番ではなく、いきなり指名されるので、常に集中して聴いていなければならない。その後に、講師が、コメントと正しい見本を示す。

国際会議の内容は、政治、経済、科学、IT、社会問題など多岐にわたる。例えば、「APEC地域経済の役割と世界における役割」「国連とアジア太平洋地域」「国家を揺さぶるネットワーク」「21世紀の子どもと家庭国際シンポジウム」など。*今も取ってある実際のインタースクール教材より。

英語を聴いて日本語に訳す、日本語を聴いて英語に訳す、というのを1回の授業の中で、両方やっていました。

最近は、CNNニュースの記事も使用しているようです。私が大好きなCNNの記事を😌。

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通訳の基本3つ

通訳をするために必要なスキルは、聴いた内容を記憶する「情報保持 (リテンション)」と、それを別の言語でアウトプットする「訳出 (デリバリー)」、そして、上級者になると、通訳そのものをプロらしくうまく演出する「パフォーマンス」が必要になる。

そもそも、聴いた内容を記憶する「情報保持 (リテンション)」ができなければ、訳せないので、そこが基本中の基本。

記憶の補助として、自分なりに記号を決めておいて(聴きながら訳すので時間短縮のため)、記号を使ってメモを取るように指導される。例えば、「世界=◯」「登る=↑」とか。

でも、私は、自分が書いたメモが読めなかったり、どういうつもりで書いたか忘れてしまったりするので、メモ取りが苦手でした。メモを取るより、頭で理解して覚えた方が思い出しやすい。メモを取るのは本当に最低限。それは今もそうです。

通訳スキル練習方法

その他に、通訳スキルの練習方法の紹介と練習も取り入れられていました。これらを家で練習するよう言われ、私も行っていました。

これらは、通訳だけでなく、英語そのものの練習にもとても役立つと思うのでご紹介します。

主な通訳スキル練習方法

  1. ディクテーション:お馴染みのディクテーション。聴いた通りに書き取る。
  2. シャドーイング:スピーチを聴きながら一息遅れて全く同じに繰り返す。
  3. サイトトランスレーション:文書を読みながら、読んだ順になるべく自然な文にしつつ訳す(英語と日本語は語順が違うけれど、繋ぎを工夫して頭から訳す)。
  4. リプロダクション:1節ずつ、英語で聴いた内容を自分の言葉で英語で言う。

自宅学習内容

また、自宅学習課題として、国際会議での定型表現と、様々な分野で使用する語彙の学習が課されていました。

国際会議での定型表現は、例えば以下のような表現。ちなみに、私が、会社の通訳で失態を演じた際に、復習しておけばよかったと思ったのは、このような国際会議の定型表現です。

It's a great pleasure to address you on ~

〜についてお話ししますのは喜びとするところです。

I would like to ask of everyone present for your kind support and cooperation.

皆様の心からのご協力とご支援をお願いしてやみません。

定型表現集は、インタースクールからプリントで配布されました。が、スクールの推薦図書だったのか、私は、「国際会議・スピーチに必要な英語表現」というほぼ全く同じ内容の書籍とCDを購入して、歩きながらCD Walkmanで練習していました。

語彙の方は、「トレンド日英表現辞典」という書籍をテキストとして使用していました。政治、経済、金融、法律、軍事、環境、医療、社会問題、宗教など、ほとんど全ての基本的分野の語彙が日英で網羅された辞典です。

この2つは、国際会議に限らず、英語の仕事をしていく上で、とても重宝するものだと思うのでご紹介します。

通訳や英語学習に役立つ書籍

なかなか進級できない

結局、私は、2年の間、IとIIレベルの中間で進級できず停滞し、「同時通訳」コースに行けることなく、辞めてしまいました。どのクラスでも、進級できるのは、本当に少数。ほとんどの人が、私のように、進級できずに、同じレベルを何度も繰り返していました。そこが「インターはスパルタ」と言われる所以でもあるようですが。

上のレベルまで進級でき、プロの同時通訳者、会議通訳者としてデビューできるのは、本当に優秀な限られた少数であると思います。

日英両方で大量のインプット

あの頃は、働きながら、週2回、赤坂にあるスクールに通い、課題をこなし、練習し、Newsweekなんかも、日英版両方を購読して、電車の行き帰りにアンダーラインを引きながら読んでいました。

日英両方での、かなりの量のインプットだったと思います。

英語の学習のために、英語を大量に読んだり、聴いたり、インプットする、ということはもう何年も続けているわけですが、日英両方で、というのは、この2年間だけでした。

資格を持ちながらも、通訳案内業には、あまり興味の持てない私も、会議通訳が扱う内容については、今もとても興味があります。ニュースが好きだからと言うのもあるかもしれません。

今からまたスクールに戻る、ということはないと思いますが、業務でも通訳の機会があるのだし、絶対に損はないスキルなので、復習は必要かなと思っています。

それに、ここぞという時に、”It’s my pleasure to address you.”なんていうそれっぽい表現をさらりと使えたらかっこいいと思うんですよね😊。

ではでは😊👍🏻。