BabyJ's Diary: バイリンガルシングルマザーのダイアリー

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会議通訳英語 インタースクールに通った2年間(2019年10月19日更新)

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こんにちは、BabyJです😊。

会社の業務で、国際会議のような状況で通訳をし、緊張のあまりボロボロの失態を演じたことを書きました。

そんな私も、実は昔、会議通訳で有名なインタースクールに通っていたのです。

あの頃の教材をちょっとでも復習していたら、あの日の会社での通訳業務でも、少しは落ち着いて通訳をすることができていたかもしれない、と後の祭りです。

会議通訳スクール インタースクールとサイマルを同時受験

この記事を書くために、現在の状況を調べてみましたが、昔も今もほとんど変わっていないようです。今も通訳スクールは、サイマル・アカデミー、 インタースクールISSが3大スクールです。

私も、多分、通訳を目指す他の多くの方々と同じように、サイマルとインタースクールの両方のレベルチェックテストを受験しました。

あの頃、自分がどのようなテストを受けたのか完全には覚えていないのですが、ブースに入ってヘッドホーンをつけて、耳から入った英語を同時に言うとか、聴きながら訳すとかをさせられました。

結果、サイマルの方は通訳コースは不合格、インタースクールは会議通訳コースの一番下のレベルに合格しました。

インタースクールの会議通訳コース I からスタート

晴れて、インタースクールの会議通訳コース I に入学。

会議通訳コースは、I、IIが逐次通訳、IIIからが同時通訳、IVになると、インターグループで仕事をもらえる道が開かれていました。

会議通訳コースの入学レベルは、TOEIC900点以上、英検1級以上となっています。

私はその頃、国際機関の東京事務所で、既に英語を使って海外を相手にする仕事はしていたものの、まだTOEICは受けたこともなく、英検は3級までで受験をストップしていた状態でした。それでも、一応ギリギリで会議通訳コースに入れたという状況です。

インタースクールは「スパルタ」だという評判があるようですが、入学した頃はそんな評判があることも知りませんでした。

インタースクールは現役通訳が講師陣

インタースクールの講師は皆、現役の通訳者です。

一番最初のクラスでは、若くて綺麗でスタイルが良く、英語もとても流暢な上に、教え方もとても上手な講師が私のクラス担任でした。

半年が1タームで、当然ながら、タームごとにクラスも担当講師も代わるのですが、講師のキャラクターが合わないため、事務局にお願いしてクラスを替えてもらったこともありました。

皆、現役のプロなのですが、老若男女あり、通訳がうまい=教えるのがうまい、ではないのです。だから、なんだか人柄が好きじゃないなぁ、合わないなぁと思いながら授業を受けるのはストレスです。

そんな時は、ダメもとでクラス変更を申し出てみることです。通訳の学習そのものがストレスを伴うので、少しでも気分のいい状況を確保した方がいいと思うのです。

インタースクール会議通訳コース授業の基本的内容

インタースクール会議通訳コース、1クラスの人数は8人くらいでした。

授業では、実際の国際会議での講演やスピーチを1節ごとに聴かされ、ひたすら通訳をする、という形式でした。順番ではなく、いきなり指名されるので、常に集中して聴いていなければなりません。その後に、講師が、コメントと正しい見本を示すのです。

国際会議の内容は、政治、経済、科学、IT、社会問題など多岐にわたります。

例えば、「APEC地域経済の役割と世界における役割」「国連とアジア太平洋地域」「国家を揺さぶるネットワーク」「21世紀の子どもと家庭国際シンポジウム」など。*今も取ってある実際のインタースクール教材より。

英語を聴いて日本語に訳す、日本語を聴いて英語に訳す、という練習を、1回の授業の中で、両方やっていました。

最近は、CNNニュースの記事も使用しているようです。

【アメリカのニュース報道局CNNについてはこちら】

インタースクールで学んだ会議通訳の基本スキル3つ

通訳をするために必要なスキルは、聴いた内容を記憶する「情報保持 (リテンション)」、それを別の言語でアウトプットする「訳出 (デリバリー)」、そして、上級者になると、通訳そのものをプロらしくうまく演出する「パフォーマンス」の3つのスキルです。

【通訳で必要な基本スキル】

  • 情報保持 (リテンション)
  • 訳出 (デリバリー)
  • パフォーマンス

そもそも、聴いた内容を記憶する「情報保持 (リテンション)」ができなければ、訳せないので、そこが基本中の基本なのです。

記憶の補助として、自分なりに記号を決めておいて (聴きながら訳すので時間短縮のため)、記号を使ってメモを取るように指導されます。例えば、「世界=◯」「登る=↑」とか。

けれども、私は、自分が書きなぐったメモが読めなかったり、どういうつもりで書いたか忘れてしまったりするので、メモ取りが苦手でした。メモを取るより、頭で理解して覚えた方が思い出しやすいのです。なので、メモを取るのは本当に最低限。それは今もそうなのです。

けれども、プロを目指すなら、自分なりのメモ取りのスタイルを作っておくのがベストです。長いスピーチや数字を含むものなど、覚えておくのが難しい場合もあるためです。

インタースクール会議通訳コース|自宅での通訳練習方法

インタースクールでは、その他に通訳スキルの練習方法の紹介と練習も取り入れられていました。これらを家で練習するよう言われ、私も行っていました。

これらは、通訳だけでなく、英語そのものの練習にもとても役立つと思うのでご紹介します。

主な会議通訳スキル練習方法

  1. ディクテーション:お馴染みのディクテーション。聴いた通りに書き取る。
  2. シャドーイング:スピーチを聴きながら一息遅れて全く同じに繰り返す。
  3. サイトトランスレーション:文書を読みながら、読んだ順に頭から、なるべく自然な文にしつつ訳す(英語と日本語は語順が違うけれど、繋ぎを工夫して頭から訳すのです)。
  4. リプロダクション:1節ずつ、英語で聴いた内容を自分の言葉で英語で言う。

インタースクール会議通訳コース|自宅学習課題内容

また、自宅学習課題として、国際会議での定型表現と、様々な分野で使用する語彙の学習が課されていました。

国際会議での定型表現は、例えば以下のような表現。ちなみに、私が、会社の通訳で失態を演じた際に、復習しておけばよかったと思ったのは、このような国際会議の定型表現です。

It's a great pleasure to address you on ~

〜についてお話ししますのは喜びとするところです。

I would like to ask of everyone present for your kind support and cooperation.

皆様の心からのご協力とご支援をお願いしてやみません。

定型表現集は、インタースクールからプリントで配布されました。が、スクールの推薦図書だったのか、私は、「国際会議・スピーチに必要な英語表現」というほぼ全く同じ内容の書籍とCDを購入して、歩きながらCD Walkman (この頃はCD Walkman全盛) で練習していました。

語彙の方は、「トレンド日英表現辞典」という書籍をテキストとして使用していました。政治、経済、金融、法律、軍事、環境、医療、社会問題、宗教など、ほとんど全ての基本的分野の語彙が日英で網羅された辞典です。

この2つは、国際会議に限らず、英語の仕事をしていく上で、とても重宝するものだと思うのでご紹介します。

通訳や英語学習に役立つ書籍

国際会議・スピーチに必要な英語表現―和英対照・表現事例 (実用英語シリーズ (2))
篠田 義明 J.C.マスィーズ D.W.スティーブンソン
日興企画

結局、私は、2年の間、IとIIレベルの中間で進級できず繰り返し停滞し、「同時通訳」コースに行けることなく、辞めてしまいました。

どのクラスでも、進級できるのは、本当に少数なのだそうです。

ほとんどの人が、私のように進級できずに、同じレベルを何度も繰り返していました。そこが「インターはスパルタ」と言われる所以でもあるようです。

上のレベルまで進級でき、プロの同時通訳者、会議通訳者としてデビューできるのは、本当に優秀な限られた少数であると思います。

会議通訳の勉強をしていた頃|日英両方で大量のインプット

あの頃は、働きながら、週2回、赤坂にあるスクールに通い、課題をこなし、練習し、Newsweekも、日英版両方を購読して、電車の行き帰りにアンダーラインを引きながら読んでいました。

日英両方での、かなりの量のインプットだったと思います。全ての重要表現を日英両方で覚える必要があるのです。

英語の学習のために、英語を大量に読んだり、聴いたり、インプットする、ということはもう何年も続けているわけですが、日英両方で、というのは、この2年間だけでした。

資格を持ちながらも、通訳案内業には、あまり興味の持てない私も、会議通訳が扱う内容については、今もとても興味があります。ニュースが好きだからと言うのもあるかもしれません。

業務でも通訳の機会があるなら、そして、これから英語を使う仕事を目指したい方には、学んで絶対に損はないスキルだと思います。

それに、ここぞという時に、”It’s my pleasure to address you.”なんていうそれっぽい表現をさらりと使えたらかっこいいですよね😊。

ではでは😊👍🏻。(2019年10月19日更新)

インタースクール詳しくはこちら>>インタースクール