BabyJ's Diary: バイリンガルシングルマザーのダイアリー

英語の仕事生活、異文化、役立つ学びの体験、そして、50代の幸せ探しの日々

ロイヤルウェディング 自分探しのヘンリーとメーガン【異文化 6】

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こんにちは、BabyJです😊。

この週末は、ヘンリー王子とメーガン・マークルの結婚式でしたね。メーガンがアメリカの女優であり、しかも黒人ハーフであることから、この結婚には、とても関心を抱いていました。

黒人ハーフで、離婚経験者で、キャリア・ウーマン。王室のプリンセス候補としては、全く適さないと言われたメーガンが、ヘンリー王子と結ばれた背景について、CNN特番の内容を基にご紹介します。

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ブラック・ビバリーヒル

白人の父親、黒人の母親の間に生まれたメーガン。裕福な黒人の住む、ブラック・ビバリーヒルズ Black Bevery Hills と呼ばれる地域で育った。

ハリウッドの私立小学校に通っていた頃から、女優を目指していたという。それと同時に、「性の平等」にも関心を持っていた。

ある日、メーガンは、プロクター・アンド・ギャンブル Procter & Gamble のテレビコマーシャルを見ていた。油まみれのお皿の映像と共に、ナレーションが流れた。「毎日、油まみれのお皿を洗う”女性”」と。

家では、父親もお皿洗いをしているのに、「何故、女性?」とCMに疑問を抱いたメーガンはヒラリー・クリントンに抗議の手紙を書いた。

この手紙が功を呈し、しばらくしてから、CMのナレーションが「女性」から「人々」に変わったのだという。

自分は何者?メーガン

そうした経験から、自分でも社会に影響を与えられる、世界を変えられることを知った。

その一方で、白人警官による黒人への迫害と暴動に揺れるアメリカで、白人でもあり、黒人でもある自分のアイデンティティに苦しんだ。

女優として成功を収めつつも、名門のノースウェスタン大学に入学し卒業。演劇と宗教学を学んだ。

常に、自分は何者で何ができるかを模索し続けた。

名声を利用して途上国支援に尽くす

女優として成功し、名声を得てからも、性の平等、女性の地位向上のために働き続けた。

アフリカやインドなど開発途上国では、生理中の女性を汚れたものと見なし虐げていた。

そんな状況から女性を救うために、メーガンは、自分の女優としての名声を利用して、生理用品と、衛生教育の普及に尽くした。

ヘンリー、いつも2番目、傷ついた心

一方のヘンリーも、メーガンと似たような道筋を辿っている。

母、ダイアナの突然の死に直面した際、まだ幼かったヘンリーは、王室という状況の中で、喪失感や悲しみを表すことができず、全てを自分の中に閉じ込めた。

そして、精神を病んでしまった。

その上、小さい頃からいつも兄であるウィリアムが一番で、自分はいつも2番目、兄のスペアに過ぎないという思い、コンプレックスを抱き続けていた。

たまたま、王室に生まれてしまったことを受け入れられず、一時は、王室から離脱することすら考えたのだという。

自分は何者?ヘンリー

ヘンリー王子が、心の病から立ち直ることになったきっかけは、10年あまりの軍隊生活であるようです。
当初は、戦闘地域での任務も予定されていたところ、イスラム過激派が、ヘンリー王子を標的にしていることが発覚したことにより一旦、除隊を命じられた。それら一連の状況に腹を立て、自分から志願して、再び、軍隊に戻った。

そして、戦闘ヘリコプターの操縦士として、頭角を現し、高い評価を得た。そのことによって、いつも兄のスペアで2番手だったヘンリーは、自信を取り戻し、自分のアイデンティーを見つけることになるのです。

プリンスであることを利用して尽くす

以前は、自暴自棄で、ドイツナチスの軍服を着たりと、王室のお騒がせものだったヘンリーは変わった。

一時は、王室を離脱し、プリンスの立場を捨てることすら考えたヘンリー王子は、自分のプリンスとしての地位を利用して、慈善活動に尽くすようになった。

母、ダイアナの意思を継ぎ、HIV患者の地位向上に務めたり、開発途上国を訪れ、支援活動をに従事したりした。

会うべくして会った似た者同士

イギリスとアメリカという別の国に生まれ、王室とハイウッドという全く異なる世界で生きていたふたりが出会い、そして結ばれるこになったのは、不思議な夢物語のようでもある。

メーガンは、自分がイギリス王室のプリンセスになることなど夢にも思っていなかったのではないか。

けれども、それぞれ、同じようにアイデンティティークライシスに苦しみ、自分探しをし、世界をより良くするために尽くしてきた似た者同士。

あり得ないようでいて、実は、会うべくして会った運命の相手だったのでしょう。

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プリンセスとしての資質

メーガンはプロデューサーと結婚し、数年で離婚している。

当然ながら、ヘンリーにもこれまで、数人の女性との恋愛経歴がある。

けれども、どの女性も、王室という世界や、常にスポットライトを浴びながら公的な責務を果たさねばならない重圧に耐えられないという理由で、消えていったらしい。

亡きダイアナが本当に愛していたと言われるパキスタン人医師、ハスナット・カーンも、人生を静かに平和に暮らしたいと言って、ダイアナの元を去った。

王室に入るということは、勇気と覚悟のいることだと思う。

一方、メーガンは女優という職業柄、スポットライトにも公の場で演じることにも慣れている上、それをこなすタフさがある。

王室に適さないと言われていたけれど、本当は適した資質があったから、最後にプリンセスとして選ばれたとも言えるのではないか。

ウィリアム王子夫妻を凌ぐ人気になる?

CNNの特番に登場した王室関係者(または王室報道担当官か何か)が、CNNアナウンサーに尋ねられた。

「ウィリアム王子・キャサリン王妃夫妻を凌ぐ人気になる可能性があるのではないか?」

これについての回答は、

「まさにそう通りです。そして、それは問題と思われます。」でした。

長い自分探しの旅から、自分が誰で、何ができるかを知っているふたり。そして、あるがまま、自然に生きるふたり。

そんなふたりは、オーソドックスな、つまり正統派である、ウィリアム王子・キャサリン王妃夫妻よりも、市民にとって、より親しみがあり、より魅力的に映るからです。

そして、私もそれに力強く同感です。
ではでは😊👍🏻。