BabyJ's Diary: バイリンガルシングルマザーのダイアリー

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英語のお仕事、世界は2つ【英語 6】

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こんにちは、BabyJです😊。

しばらく、英語学習の話ばかりしていたので、今日は日本での英語のお仕事についてお話します。

日本での英語の世界は真っ二つ

たかが英語されど英語。少し前に、日本では、英語ができれば得をする、仕事に困らないと書きました。それは身をもって体験した事実。

ただ、立ち位置によって、日本には全く異なる2つの世界が存在します。

まず、よくあるのが、日本人社会の中で、英語ができて外国人のことがわかる、特別な存在としてやっていく世界。そして、もう一つは、外資系など、国際的な企業や団体の中で、外国人と対等にやっていく世界。

私は、何度も転職し、いくつもの会社や団体に勤めてきました。そして、ほぼ全部が前者のパターン。日本人ばかりの中で、英語ができる人、という役割を務めてきました。が、1度だけ、一定の期間、国連やユネスコなどと同じ、国際機関で仕事をしたことがあります。

そのどちらが良いのか?それは、自分が、何を目指すか、何が心地よいかで選ぶしかない。どちらもそれぞれに一長一短あって、どちらを選ぶべきか分からない。また、選べば入れるというのもない。

そんな状況の中、今は、日本側の世界にいる、という感じ。

日本の会社にいて得すること

日本の会社組織の中にいれば、数少ない「英語ができる人材」ということで、重宝がられ、英語の業務を任される。英語専門ということではなく、業務の中で、海外との通信、翻訳、通訳、英文文書作成などを日常業務の1つとしてやることになる。

特に、ほぼ全員が普通の日本人という場合は、他の人にはできないことができる、ということで特別扱いされる。英語が必要な事業のため、海外と関与できる唯一の人材ということで業務に不可欠の、なくてはならない存在ということになる。

外国人も日本人と同じように考え行動すべき?

でも、一方で、孤独のままストレスを抱えることになる。

言語だけが問題ではない、ということを理解してもらえない。世界の人皆が、日本人と同じように考え、同じように行動するのではない。

日本人は、指示された業務を、期限内に、正確に仕上げる。それが当たり前。相手を立てて、ダイレクトにものを言わない。言いにくいことは相手を傷つけないように遠回しに婉曲に伝える。または伝えない。

外国人はそうではないということを理解してもらえない。

外国人も日本人と同じように考え行動すると期待し、それが当然と考える。指示されとおりにやらない、期限を守らない、休みだから休む、時間だから帰ってしまう、などの行動を許すべからざるあってはならない行動とみなす。

逆にはっきり言わなければ伝わらないのに、遠回しに言うように指示される。

それは間違い、文化が違うのだから、と言ってもわかってもらえない。

英語ができれば何でも訳せる

英語ができるからと言って、何でもできるわけではない。でも、それは理解されない。

法律文書でも、同意書でも、登記簿謄本でも、株式問題でも、何でも簡単に翻訳を任される。頼めば、すぐできあがると思われてしまう。

日本語でも、法律や登記簿謄本、株式の問題など、全く知識がなければ、内容を理解したり文書を作成したりすることはできません。にも関わらず、何でも次から次へと簡単に翻訳を頼まれる。

英語以前に、その分野についての知識と専門用語を学ぶ必要があることを理解できるのは、英語がわかっている人のみ。

そんな訳で、日本の会社の中で、英語を武器にやっていくことは、希少価値として得をすることも多い。でも、一方で、理解してもらえないストレスに耐えなければならない。また、その気持ちを共有できる相手がいない、または限られるという孤独にも。

外国人と対等にやっていく世界

その対極にあるのが、外資系や国際機関で、多様な人種、文化の人々と対等に関わっていく世界。英語をコミュニケーションの共通語として。

英語は働くための武器ではない。英語は単なるコミュニケーションの道具。自分の専門分野で勝負する。ファイナンスマーケティング、IT、人事など。または、そうしたプロフェショナルのサポートをするサポートスタッフもいる。

私は、一時期、そうしたサポートスタッフとして働いたことがあります。

開発途上国に対する開発援助プログラムを提供する国際機関で、カナダ人研究者のサポートスタッフとして勤めたのです。

身分としては、現地採用の契約職員。正職員は、数カ国語をマスターし、国際公務員試験に合格した大学院卒以上の資格を持った人のみ。この世界では、私は下っ端の下っ端。正職員でないうえ、サポートスタッフの身分。

そうではあるけれども、あの世界で働けたことはとても素晴らしい経験だったと思う。

多種多様なバックグランドを持ち、各専門分野で深い知識を持つ各国出身のプロフェショナルと日々関わる。そのことで、多様な考え方やものの見方、国際マナーみたいなものをじかに知ることができました。

個人主義でありながら、お互いがお互いを理解し尊重しつつ、仲良くやっていく、学園生活みたいなカルチャーがあったと思います。

また、全てにおいて、英語が共通語という中で、各国の人々と共に日々仕事をすることで、格段に英語力が磨かれました。この頃、初めてTOEICを受験し、 955点を取ることができました。ビジネス英語の能力を測るTOEICで高得点を取るのにこれ以上の環境はないという環境にいたのですから。

結局何が良い?

結局、こんな風に書きながら、振り返ると、やはり、英語だけの国際的な世界でやっていくのが一番心地よいのだろう、と思います。

でも、誰もがいつでも入れる訳ではない世界。

あの時だけで終わるのか、これからも同じような機会が別の形で訪れるのか。自分はどうしたいのか、そして、また、自分の意志と努力と運次第ではないかと思うのです。

ではでは😊。