BabyJ's Diary: バイリンガルシングルマザーのダイアリー

英語学習、英語の仕事、自分らしい生き方・働き方・ライフスタイル

英語のお仕事、世界は2つ

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こんにちは、BabyJです😊。

英語マスターを目指す目的は人それぞれだと思います。

仕事の必要性、海外出張・転勤、留学、恋人が外国人、そして、とにかく英語が好きで、英語で自分の世界や可能性を拡げるため、などなど。

今日はそのうちで、英語が大好きで、英語のお仕事をすることを目指している方を対象に、日本での英語のお仕事をする際の現状についてお話したいと思います。

私は30年余り、日本で英語を使って仕事をしてきました。そして、その経験から、日本では、英語のお仕事の世界が別々に2つあることがわかったのです。

日本での英語の仕事、世界は真っ二つ

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たかが英語されど英語。

少し前に、日本では英語ができれば得をする、仕事に困らないと書きました。それは身をもって体験した事実です。

ただ、立ち位置によって、日本には全く異なる2つの英語のお仕事世界が存在するのです。

まず、よくあるのが、日本人社会の中で、英語ができて外国人のことがわかる、特別な存在としてやっていく世界です。

そして、もう一つは、外資系など、国際的な企業や団体の中で、外国人と対等にやっていく世界です。

私は、何度も転職し、いくつもの会社や団体に勤めてきました。そして、ほとんどが前者のパターンでした。日本人ばかりの中で、英語ができる人、という役割を務めてきたのです。

が、1度だけ、一定の期間、国連やユネスコなどと同じ、国際機関で仕事をしたことがあります。

日本人社会での英語のお仕事、日本の国際社会・外国人社会での英語のお仕事。そのそれぞれの状況についてお話しします。

日本の会社で英語のお仕事|得すること

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まず、日本人社会、つまり一般の日本の会社や団体での英語のお仕事。

日本の会社組織の中にいれば、「英語ができる人材」ということで、重宝がられ、英語の業務を任されることになります。

英語専門ということではなく、業務の中で、海外との通信、翻訳、通訳、英文文書作成などを日常業務の1つとしてやるのです。

特に、ほぼ全員が普通の日本人で、英語ができる人が他にいない、という場合は、他の人にはできないことができる、ということで特別扱いされるのです。

英語が必要な事業に関わっている、または関わろうとしている場合は、海外や外国人とコミュニケーションが取れる唯一の人材ということで業務に不可欠の、なくてはならない存在になることができます。

日本の会社で英語のお仕事|文化の板挟みの孤独

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けれでも、一方で、孤独のまま、日本と外国の文化の板挟みでストレスを抱えることにもなります。

外国人とのコミュニケーションは言語だけが問題なのではありません。文化も価値観も異なるのです。それを、会社の上層部や上司・同僚に理解してもらえないのです。

年齢が上であればあるほど、英語や外国とは関わりのない世界で生きてきた場合、外国人も日本人と同じように考え、同じように行動すると考えがちです。

日本人は、指示された業務を、期限内に、正確に仕上げます。それが当たり前なのです。また、相手の気持ちを推し量り、ダイレクトにものを言わない。言いにくいことは相手を傷つけないように遠回しに婉曲に伝える。または伝えないのが一般的です。

そして、相手にもはっきり言わなくても気持ちを察してくれることを期待します。

けれども、外国人はそうではないのです。

もちろん、外国人だって、同じ人間として、相手を推し量り、言うべきことをはっきり言わないこともあります。

けれども、基本的に、言わなければ理解してもらえないのです。「あ・うん」の文化ではないのです。

また、会社での行動や習慣についても、外国人も日本人と同じように考え行動すると期待して、それが当然と考えます。

だから、外国人は指示されたとおりにやらない、期限を守らない、こちらの意図を察しない、などの行動を許すべからざる行動とみなすのです。

それは間違い、文化が違うのです。

けれども、それを上司や同僚に説明してもわかってはもらえません。

日本の会社で英語のお仕事|英語ができれば何でも翻訳可能?

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英語ができるからと言って、英語のことなら何でもできる、というわけではないのです。けれでも、その実情は理解してもらえません。

法律文書でも、同意書でも、登記簿謄本でも、株式問題でも、英語ができる人は (英語レベルはどうであれ) 誰でも何でもできるとみなされ、軽く翻訳を任されるのです。そして、頼めば、すぐできあがると思われてしまうのです。

法律や登記簿謄本、株式の問題など、全く知識がなければ、内容を理解したり文書を作成したりすることはできません。

にも関わらず、分野や専門性、難易度に関わらず、次から次へと簡単に翻訳を頼まれるのです。

翻訳以前に、その分野についての知識と専門用語を学ぶ必要があることを理解できるのは、英語がわかっている人のみです。

そんな訳で、日本社会で、英語を武器にやっていくことは、希少価値として得をすることも多い一方で、理解してもらえないストレスに耐えなければならないのです。

その気持ちを共有できる相手がいない、または限られるという孤独にも、です。

日本の外国人社会で外国人と対等にやっていくお仕事

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その対極にあるのが、外資系や国際機関で、多様な人種、文化の人々と対等に関わっていく世界でのお仕事です。

ここでは、英語は特別なものではなく、共通のコミュニケーション手段に過ぎません。

だから、英語ではなく、自分の専門分野で勝負する必要があります。ファイナンス、マーケティング、IT、人事など。

または、そうしたプロフェショナルのサポートをするサポートスタッフというお仕事もあります。

私は、一時期、国際機関で、そのようなサポートスタッフとして働いていました。開発途上国に対する開発援助プログラムを提供する国際機関で、カナダ人研究者のサポートスタッフを務めたのです。

身分としては、現地採用の契約職員。正職員は、数カ国語をマスターし、国際公務員試験に合格した大学院卒以上の資格を持った人のみです。

この世界では、私は下っ端の下っ端。正職員でないうえ、サポートスタッフの身分だったのです。

そうは言っても、あの世界で働けたことは、とても素晴らしい体験だったと思います。

多種多様なバックグランドを持ち、各専門分野で深い知識を持つ各国出身のプロフェショナルと日々関わる。そのことで、多様な考え方やものの見方、国際マナーみたいなものを直に知ることができました。

個人主義でありながら、お互いがお互いを理解し尊重しつつ仲良くやっていく、学園生活みたいなカルチャーがあったと思います。

また、全てにおいて、英語が共通語という中で、各国の人々と日々仕事をすることで、格段に英語力が磨かれました。

この頃、初めてTOEICを受験し 955点を取ることができました。ビジネス英語の能力を測るTOEICで高得点を取るのにこれ以上の環境はないという環境にいたのですから。

英語のお仕事、世界は2つ

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日本人社会でのお仕事と外国人・国際社会でのお仕事。どちらが成長できるかと言ったら、当然後者でしょう。

外国人社会で外国人と対等にやっていくことで、英語も国際感覚も磨かれるし、自分の世界も格段に拡がるのです。

但し、そこに入り込むには、英語力に加え、運も必要です。

また、日本人社会でなら、英語ができる人として、貴重な存在になれても、外国人社会では、英語ではなく、プロフェッショナルとしての知識と経験で勝負です。

どちらを目指すかは、自分が何を望むのか、何が心地よいか次第なのです。

ではでは😊。(2019年11月6日更新)