BabyJ's Diary: バイリンガルシングルマザーのダイアリー

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副業に通訳案内士(2019年10月15日更新)

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こんにちは、BabyJです😊。

法改定により、今年 (2018年) から、資格がなくても通訳ガイド (通訳案内士)として働けることになった、と今頃知りショックを受けたことを書きました。

苦労して取った国家資格の価値はなくなるのかと。

けれども、いろいろ調べてみたところ、今回の法改定は、現実のニーズに合わせて制度を変えようという、資格保持者に取っても、とても理にかなった改革なのだということがわかりました。

今日は、何故そうかなのか自分なりに考えたことをご紹介したいと思います。

規制緩和の背景ー通訳案内士は食べていけない

東京オリンピックを控え、訪日外国人推定4,000万人の受け入れ体制を整える必要がある。けれども、それに対応する通訳ガイドが足りないというのです。

通訳ガイドの仕事は、「通訳案内士」の国家資格保持者の専業独占でした。

しかし、通訳案内士は、全国に20,000人のみ。が、専業で働いている人はそのうちたったの10%程度なのです。兼業は16%。大多数の約70%の人が、私のように、資格だけ取って働いていないのです (平成20年 国土交通省)。

何故なのか?この仕事では暮らしていけないから、です。

年間の稼働日数30日未満、年収100万未満が過半数。300万、400万となるとかなりの少数派です。

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私が大学時代、外国人バスツアーのガイドアシスタントをしていた頃、ガイドから、仕事は1年を通じてはないことを聞いていました。実際、バスツアーも、冬は申し込みゼロの日や、40人乗りのバスに乗客2,3名ということが度々ありました。

あの頃、通訳ガイドは奥様が多く、男性で専業は稀な存在でした。

通訳ガイドの仕事、実際のニーズとは?

しかし、訪日者のニーズも変わってきました。

主要観光地をざっと回る団体旅行よりも、地域に根ざした文化体験や、地域の人との交流へのニーズが増えています。

地域の名産を味わうとか、伝統芸能を体験するとか、直に地域や地域の人と触れ合う体験特化型観光への人気が増えています。

もちろん、そういう要素はもともと、定型のツアーには含まれていましたが、もっと地域重視、交流重視になってきたということです。

ところが、実際には、通訳案内士の登録地域は、首都圏に集中し極端に偏っているのです。東京、神奈川、千葉、京都、大阪、奈良に加え、兵庫(神戸)、福岡、広島など。

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絶対的な就業者不足と、地域での従事者不足。その両方を補うために、政府は「地域通訳案内士」の積極活用を打ち出したというわけです。

今までの国家資格は「全国通訳案内士」として温存。「地域通訳案内士」は、地域の案内限定のため、地域の自治体の研修を修了すれば就業可能 にしたのです (以前は、国家試験ではない別の資格試験制度があった)。

現在の「通訳案内士」制度に足りないものを補う

その一方、現在の「全国通訳案内士」にも、ニーズにあった地域に根ざした力量を身につけてもらう必要がある、ということで、こちらの方も制度を改革。

通訳案内士の試験は、外国語の他に、日本地理や歴史、経済、政治、文化など、日本の全てについて知識を問う問題です。重箱の隅をつつくように日本の全てです。あまりにも膨大な範囲のため、受験勉強のように詰め込み式の勉強が必要なのです。

でも、本当に必要なのは、頭に詰め込む「知識」ではなく、「実務スキル」。そして、地域の面白さを演出する力です。

そのため、試験科目に追加になったのが、「通訳案内の実務」。既に資格を持っている人も「経過措置研修」を受けないと資格喪失なのだといいます。

その他にも、コミュニケーションスキル、地域に根ざした知識、専門性などが身につけられるよう、各種の業務講習会や実地研修会も開催されています。

例えば、「異文化コミュニケーションスキル」「日本の鉄道の始まり」「西陣町実地研修」「日韓合わせ鏡」「大阪の落語研究」などなど。

通訳案内士資格保持者のへの配慮

門戸を開放すると共に、一応、資格保持者への一定の配慮もしてくれているようです。官公庁のサイトに書いてあった「配慮」は以下の通りです。

資格保持者への配慮とは

  • 定期的な研修受講の義務づけ
  • 通訳案内士を検索できるデータベースの構築
  • 日本政府観光局による訪日外国人への通訳案内士のプロモーション
  • 博物館、美術館への入場料割引など、関係機関利用の際の優遇対応

うーむ。データベースが1番意味があるかもしれません。けれども、本当に得になるのかはまだ不明です。。

結論ー副業に最適なお仕事の1つかも

これからオリンピック需要で、ニーズが増えていくのは確実です。

調べたところ、専業では食べていけなくても、料金は、半日(4時間)で24,000-28,000円、1日(8時間)で30,000-35,000円くらいが相場。

クラウドソーシングなどよりずっと良い副業になり得るかもしれません。

団体ツアーは無理でも、地域限定、イベント限定など、興味ある分野からなら始められそうです。観光は興味ないなどと言っていないで、私もやってみようかなとも思いました。

秋葉原ツアーとかカワイイツアーとか、どこかで読んだ覚えがあります。

もちろん、基本的な日本についての基本情報や歴史など基礎は復習した上で、です。それから、最近は外国人が日本の何に興味を持っているかトレンドを研究して、それに対応できるよう情報を仕入れる準備も必要ですね。

複雑で分からない通訳案内士の管轄や手続き

ただ、その前に、この通訳案内士の仕事について、どこが何を管轄していて、どこで何を手続きしたらいいのかをはっきりさせないと、複雑で訳がわからないのです。

観光庁、国土交通省、都道府県庁、日本政府観光局、日本観光通訳協会、全日本通訳案内士連盟など、いろいろな団体が関わってて、見るものによって違う団体の名が出てくるのです。

まず、そこをちゃんと調べて、それから、自分が今どういう状態になってしまっているのかはっきりさせないと不安でなりません。

データベースで検索しても自分の名前が出てこないので😔。

そちらの結果は次回お知らせしますね。

ではでは😊👍🏻。(2019年10月15日更新)

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