BabyJ's Diary: バイリンガルシングルマザーのダイアリー

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カッコいい翻訳を仕上げるコツと勉強方法(2019年10月22日更新)

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こんにちは、BabyJです😊。

前回は特許翻訳のすし詰め勉強の話をしました。今日は、会社の業務で扱うビジネス翻訳、つまり実務翻訳のお話をします。

会社での翻訳業務について

今の会社に入ってから8年目。英語事業や在日外国人および海外人材の採用に関わり、ずっと英語を使う業務に携わってきました。

その一環として、翻訳もいろいろやりました。

毎日の通信交渉内容を社内に伝える概要報告から、法律関連、契約書、同意書、登記簿謄本、規約、就業規則、説明資料、パワーポイントの提案書・プレゼン資料、各種書式など。

社内用の翻訳では、英語→日本語、海外向け文書では日本語→英語、英語→日本語、とたくさんの翻訳業務が生じます。

けれども、私が得意なのは、どちらかという日本語→英語。普通は自分のネィティブ言語に訳す方が出来が良いと言われていますが、私は日本語を英語に訳す方が得意なのです。

そんなことから、今日は日本語→英語に焦点を絞り、日常的なビジネス文書について、英語らしい翻訳をする方法をご紹介します。

翻訳のコツ|まず原文の意味と文書の目的を完全に理解すること

まず、何よりも第一に必要なのは、原文の文章を字面で読むのではなく、何を言いたいのかを理解することです。

他の部署から依頼されたもので、時々、何を言っているのか訳のわからないものがあります。確認しても、書いた本人もちゃんとわかっていなかったり、玉虫色の返答しか返って来なかったりするのです。

そういう時は、とにかくわかるまで確認し、どうしても埒があかなければ、「これこれこういう意味ですよね。はっきりしてないと訳せないのでこういう訳しますよ!」と伝えます。怖いお姉さん😅。

翻訳のコツ|翻訳前に絶対に不可欠なリサーチ

そして、法律文書など専門的な案件の場合、なんと言っても絶対に不可欠なのはリサーチです。

会社の仕事では、必要に応じて、契約書、同意書、登記簿謄本、規約、就業規則など様々な翻訳を突然依頼されます。翻訳した経験どころか、日本語でも知識がないものも多いのです。それでも、すぐにこなさなければならないのです。

重箱の隅をつつくように、特許翻訳の勉強をしたことを書きましたが、会社の仕事ではそんな時間はないのです。

だから、Googleで、同じ分野の同じ種類の文書の定型文書やテンプレートを日英で探すのです。例えば、「委託同意書 テンプレート 英語」などでいくつか候補を検索。無料の良いものが見つからない時は、画像検索で探します。

それらをいくつかざっと読んで、定型表現を真似るのです。その繰り返しで便利な提携表現を身につけるのです。まさに一人OJTです。

翻訳のコツ|一言一句訳さない

いざ訳す段階で、一番やってはならないのは、単語を一言一句訳すことです。単語対単語で訳すことは、そのように指示されていない限り、おすすめしません。

文を読んでまず文全体の意味を頭に入れてから、その「意味」を考えて訳すのです。

「日本語を英語に訳しました」という英作文のような英語は、英語として不自然だし、カッコよくないのです。

翻訳のコツ|翻訳風ではなく、英語らしい英語を使う

では、さも翻訳風でない、英語らしい英語とはどういう文章か。

一言で言えば、簡潔で、余分な表現、冗長な表現がない文章です。わかり易い文章です。

例えば、以下のように「もの」を主語にして、文の意味を最小限の単語で表現できるような動詞を使用するのです。この方がスッキリしてカッコいいのです。

The news triggered a fierce argument.

このニュースで大変な議論が巻き起こった。

The survey shows average age of marriage to be 35.

この調査によると結婚の平均年齢は35歳である。

This fact explains why a company saw a large growth.

この事実が会社が大きな成長を遂げた理由を示している。

*フェロー・アカデミーの実務翻訳例文を部分的に変更して引用

翻訳の勉強方法|英語らしい構文や表現を学ぶ

こうした英語らしい簡潔な構文や表現を、「実務翻訳」の書籍やスクールなどで学ぶことができます。

こうした表現をたくさん学んで、引き出しをたくさん持って入れば、様々な場面で、気の利いた表現が頭に浮かびやすくなるのです。

私は、「特許翻訳」を学ぶための、研究者のような勉強生活に懲りた後、今度は通信教育で「実務翻訳」の講座を受講しました。特許では、DHCで学んだけれど、実務翻訳はフェロー・アカデミーで学びました。

この講座では、文章の「機能」ごとに表現を学びました。

例えば、「因果関係」「可能・不可能」「必要・不要」「機能・役割」「構成・構造」「変化・変動」など。文章の機能別に、定型の文章構文や、よく使われる動詞・表現などを学習するのです。

翻訳の勉強方法|ニュースで英語らしい表現をインプット

また、以前も書いたように、新聞、ニュースは自然な英語表現の宝庫です。

日英で様々な分野の記事を読み、表現をたくさんインプットするのがおすすめです。その蓄積は必ずどこかで役に立ちます。

私が以前利用していたのは、電車の中での、Yomiuri OnlineとThe Japan Newsの組み合わせです。いずれもiPadやiPhoneなどで読むのです。

 The Japan News - Breaking News from Japan by The Yomiuri Shimbun

ニュース速報:読売新聞(YOMIURI ONLINE)

翻訳スキルをつけるには、実践と経験あるのみ

あとは、実践と場数をこなすのみです。

「翻訳」ではなく、違和感ない「自然な英文」が書けるよう訓練と研鑽が必要です。

契約書など、対外的な文書の場合は、できれば、最後にネィティブのチェック (プルーフリーディング) が不可欠です。

日本人はどうしても、冠詞、the, a anの使い方、単数、複数のところで必ず直しが入ります。

 

カッコいい翻訳が仕上げられるようになるために、日々の学びが欠かせません。また、翻訳のスキルは、書くことや話すこと、読むことにも直結します。

勉強したことは蓄積されて翻訳力アップ→英語力アップに繋がるのです。

ではでは😊👍🏻。(2019年10月22日更新)